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【犬用ひんやりベッド・マット】暑さ対策の必需品!種類・選び方について

目次

    暑さに弱い愛犬にとって、犬用ひんやりベッドやマットは暑さ対策にピッタリ!

    素材など種類も豊富ですが、何を選べばよいか迷っている飼い主さんへ。

    それぞれのメリット・デメリットを踏まえたうえで、愛犬に合う「ひんやりベッド・マット」の選び方についてお伝えします。

    ネット通販で購入できるおすすめ商品もご紹介!

    ぜひ最後までご覧くださいね。

    犬の暑さ対策?なぜ必要なのか



    個体差はありますが、犬の平常時の肛門検温は38度前後といわれています。

    人は体温が上昇すると発汗して体温調節をしますが、犬の場合は人よりも体温が高めで、さらに発汗する機能を全身にもっていないため、熱がこもってしまうのです。

    ここ最近、現代社会でも問題視されている「熱中症」

    人だけではなく、犬社会でも…。

    犬は環境気温22℃以上、湿度60%以上とあまり暑くなくても熱中症の発症が見られます。

    以上の理由から、犬の暑さ対策は必要なのです。

    「ひんやり素材」とは?

    ここ最近は、梅雨入り前でも30度以上の日も珍しくない日本。

    衣服や寝具などで「ひんやり」「接触冷感」という言葉をよく見かけるようになりましたね。

    まずはじめに「接触冷感とは何か?」についてお伝えします。

    接触冷感は「触るとひんやりする生地」のこと

    「接触冷感」素材とは文字通り、触るとヒンヤリと感じる生地のことです。

    化学繊維ではレーヨンキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。

    これは、

    ①繊維中に水分を多く含むこと
    ②熱伝導率・熱拡散率が高いこと
    ③触った時に少し硬く感じること(シャリ感)

    などが影響しています。

    引用:接触冷感(日本化学繊維協会)

    簡単に説明すると、熱は温度の高い方から低い方へ移動する性質(熱の伝導性)があります。

    熱の伝導率が高ければ、多くの熱を奪う(移動する)ので、冷たさを感じられるのです。

    続いて、各素材についてお伝えします。

    ひんやり素材別メリット・デメリット

    大理石

    触れたとき、ひんやりとした涼しさを感じられる大理石は、素材そのものの冷感を体感できます。

    自然な涼しさで愛犬の体を冷やしてくれ、ひんやり感も長続きするのは、嬉しいメリットですね。

    デメリットとしては、犬によって冷えすぎてしまうことも。

    また、大理石は滑りやすい素材なので滑り止め対策や、重量があるので移動時には注意が必要です。

    アルミ

    冷却効果が高い素材のアルミは、車のエンジンやパソコンの冷却シートにも使用されています。

    熱伝導が高いため涼しい室内で併用すると、素早く冷えるのがメリット。

    アルミ素材は、お手入れもしやすいので便利ですね。

    表面が滑りやすくなっている点と、体温が高めな犬が乗るとすぐに温まってしまい、冷却効果が長続きしない点がデメリットです。

    ジェル

    内部に入っているジェルが体を冷やしてくれ、滑りにくく設置場所を選びません。

    適度な弾力性があり、クッション効果で愛犬も気持ちよさそう…。

    注意点として、嚙み癖のある犬の場合、破損して出てしまったジェルを愛犬が誤飲してしまう危険性があるので気を付けましょう。

    ござ

    通気性が良く、自然な涼しさを感じられる、ござ。

    熱がこもりにくいので、ござの上で愛犬も気持ちよく過ごせそうです。

    ひんやり感は弱く、噛み癖や引っかき癖があると破損する可能性がある点や、自然由来の素材の場合ダニなどの発生がしやすい点はデメリットといえるでしょう。
     
    素材 メリット デメリット
    大理石 ひんやり感が長続き ・冷えすぎる
    ・重い
    ・滑りやすい
    ・高価
    アルミ 熱伝導が高く
    涼しい場所だと素早く冷える
    ・お手入れが楽
    ・犬が乗るとすぐ温まる
    ジェル クッション性がある 嚙み癖があると
    破損する可能性がある
    ござ ・通気性が良い
    ・自然な素材
    ・ひんやり感は弱い
    ・嚙み癖や引っかき癖があると
    破損する可能性がある


    犬用ひんやりベッド・マットを選ぶポイント4つ

    1日の半分は眠っている犬にとって、睡眠の質はとても重要です。

    愛犬がリラックスできる場所が見つかれば、安心して眠るでしょう。

    ここでは暑い夏でも、ひんやり気持ちよく眠れるベッドやマットの選び方についてお伝えします。

    1. サイズで選ぶ

    犬は、小型犬・中型犬・大型犬にわけられます。

    まずは、愛犬の体のサイズに適したベッドを選びます。

    ひんやりマットをお探しの場合は、現在お使いのベッドのサイズを参考にされると良いですね。

    さらに犬種によって体の特徴があります。

    例えばコーギーやダックスのように胴長の犬は、ベッドのサイズが小さいと体をのばせません。

    ベッドやマットを選ぶときは、胴の長さも意識してチェックしましょう。

    2. 耐久性で選ぶ

    噛み癖や引っかき癖のある犬だと、ベッドやマットがボロボロになることも…。

    例えば、耐久性のある大理石は犬が噛んでも破損しにくいでしょう。

    滑り止めを併用して使用すると、安全面にも配慮できそうですね。

    3. お手入れのしやすさで選ぶ

    犬はきれい好きと言われています。

    大切な愛犬が日々使用するベッドの衛生面も配慮したい!

    汚れたとき、ふき取りだけ、又は洗濯丸洗いOKは飼い主として助かりますね。

    4. 収納のしやすさで選ぶ

    1年間を通して使用する場合と違って、季節限定ベッドの場合は収納のしやすさも気になるところです。

    ひんやりマットの場合、工夫として小さいサイズを複数購入することでコンパクトに収納できそうですね。

    噛み癖のある犬におすすめの素材とは?



    噛み癖のある犬におすすめの素材は、アルミプレートや大理石です。

    上記の素材は、ひんやりベッドより、ひんやりマットの商品が主流のようですね。

    噛み癖にはいろいろな原因が考えられますが、遊びたい欲求や口さみしいときにも見られます。

    飼い主さんが外出中であれば、分離不安の場合も…。

    逆に、普段たくさんスキンシップをしている反動で、飼い主さんが視界から消えたことで寂しくなる愛犬もいるようです。

    気分転換に散歩したり、犬用玩具で遊んだり…

    適度に体を動かして愛犬のストレス解消をしつつ、丈夫な素材のひんやりベッドを選択してみてはいかがでしょうか。


    まとめ:ひんやりベッド・マットを活用して暑い夏を乗り切ろう!

    この記事では、犬用ひんやりベッド・マットについてお伝えしました。自然素材で涼しさを感じられるものから、耐久性のあるものまで様々なひんやりベッド・マットがありました。ひんやりベッドやマットを検討する際、この記事を参考に愛犬に合うベストなひんやりベッド・マットを見つけられると良いですね。

    \住宅環境から暑さ対策/
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