目次
便利でオシャレなペット用品は星の数ほどあるけれど、
使用する愛犬や飼い主さまのことを
こんなにも考えて作られているモノがはたしてあるだろうか?
と思ったのが、erva(エルバ)のドッグスリング。
犬用スリングは
愛犬と一緒に移動する飼い主さまの負担を軽減する
大変便利なアイテムであり、
様々なメーカーが様々な犬用スリングを展開しています。
その中でervaと他ブランドとの決定的な違いは
「愛犬たちへの思いの強さ」と、
それに伴える「妥協なしの技術力」。
今回はerva代表の黄瀬さまと商品開発担当の金谷さまに取材し
「日本で唯一のドッグスリング専門ブランド」である所以をご紹介します。
こちらのお写真、モデルのわんちゃんは元保護犬。
20kgまでのワンちゃんを入れられるドッグスリングはなかなか珍しい。
※飼い主さまが抱っこできない場合は難しいとのこと。
erva(エルバ)は2015年に誕生した「日本で唯一のドッグスリング専門ブランド」です。
公式ネットショップのほか、15都府県にある取扱店舗・試着専用の大阪店舗では実物を手に取ることが可能です。
②実際に使うわんこや人の声に耳を傾ける
③要素をできる限り削って本質を残す
④商品を改良し続ける
⑤可能な限り日本製でつくる
ervaは上記の製品開発5か条を設定しています。
ervaの特徴は、ユーザーとの距離が近いこと。
実際に使用する方や愛犬たちからの意見を聞きお話をするために、積極的にイベントへ参加しています。
実際にお客様の声を取り入れて開発されたラインナップもあり、できる限り多くの飼い主さんと愛犬たちに幸せになってほしいという強い思いを感じます。
もう1つ特徴的なのはシンプルであること。
不要な装飾を省いて本当に有用な機能を採用しているervaのドッグスリングは、シンプルゆえに使い方も簡単であるところが魅力です。
コンパクト・簡単装着・洗濯のしやすさの3つを追求しており、愛犬だけでなく飼い主さんも使いやすいドッグスリングです。
ラインナップは大きく分けると「シンプル」と「多機能」の2種類で、
サイズ展開数や体重制限、機能性などに違いがあります。
どちらにも共通する特徴が
・飛び出し防止用ストラップ取り付け可能
・軽量性
・洗濯が可能
です。
シンプルタイプは「多機能」に比べて機能性の面でシンプルになっているものの、
・サイズ展開が多い
・前ポケットが付いている
・軽量性◎
はシンプルタイプにしかない特徴です。
「多機能」には「ファーシル」と「アベルト」のラインナップがあり、
違いは
・サイズ展開数
・体重制限
・フロントオープンシステムの有無
です。
愛犬の体格や飼い主さまのニーズに合わせて選べるところがervaドッグスリングの魅力です。
もともと「シンプル」タイプのみで開始したervaですが、お客様からのご意見ご要望を真摯に受け止めて「多機能」タイプが開発されました。
作って販売して終わりではなく、使う飼い主さんと愛犬たちのことを本気で思っているからこそervaはその歩みを止めません。
「こんな機能があれば便利なのに」という願いを形にするのは大変なことですが、後にご紹介する開発担当の金谷さんが「一切の妥協なし」で開発に至ったそう。
erva代表の黄瀬さんと愛犬ムアさん
愛犬たちと出会ったことで飼育放棄の現実や保護活動の実情を知り、ご自身も保護活動に携わりたいと強く思うようになりました。
最初は保護施設の設立を考えた黄瀬さんでしたが、製品販売の売上によって保護活動に貢献する「自走型の保護活動」を目指すことに。
ご実家が赤ちゃん用の抱っこ紐を取り扱う家業をしていたことで、黄瀬さんは「ドッグスリング」を選びました。
飼い主さんが忙しいタイミングで愛犬に抱っこの必要性が頻発すれば、飼い主さんはどんどん辛くなってきてしまいます。
本当は大切なはずなのに、その絆に亀裂が生じる恐れがある…
伴侶動物等は人間に頼って生きているので、
飼い主さんが幸せでないと愛犬も幸せになれないのです。
ドッグスリングは飼い主さんが愛犬を「抱っこ」する負担をサポートするアイテムです。
お互いの体温を感じると、愛情や命そのものを感じることができます。
飼い主さんの疲れを軽減しつつ、
抱っこすることで愛犬との絆を感じてほしい。
愛犬もまた、飼い主さんの体温や匂いに包まれて
幸せな時間を過ごしてほしい。
黄瀬さんが目指すのは、ドッグスリングというモノの先にある「人と犬との絆の構築」です。黄瀬さんがドッグスリングに着目したのは偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
今すぐにすべての保護犬を救うことは難しいけれど、いま目の前にいる愛犬を大切にすることでその子の犬生は確実に変わります。そうしてすべての飼い主さんがそれぞれの愛犬を大切にできたなら、飼い主がいない犬が確実に減っていくでしょう。
erva開発担当の金谷さん
とはいうものの、理想を現実にするのは簡単ではありません。
黄瀬さんの熱い思いをドッグスリングというモノに具現化した技術者が、erva開発担当の金谷さんです。
もともとデザイナーとして活躍されていた金谷さんは、独立のタイミングで黄瀬さんとタッグを組んだそう。
黄瀬さんが目指すビジョンである「飼い主さんと愛犬が共に幸せになるドッグスリング」を叶えるために試行錯誤したエピソードをお聞きし、ervaのドッグスリングは見た目からパーツひとつに至っても全てに意味があるのだと知りました。
もしすでにご愛用されている方、最近買ったよという方、気になるからwebショップを見ているよという方はぜひ、多機能スリングのバックル部分にご注目を。
一見何の変哲もないそのバックルは、金谷さんがみなさんと愛犬のために一切の妥協なしで試行錯誤し辿り着いた、時間と思いの結晶。「これで良い」ではなく「これが良い」で選び抜かれたパーツです。
バックルだけでなく、ervaのドッグスリングには細部にわたって人と犬への愛情が散りばめられています。
飼い主さんだけでも、愛犬だけでもなく、両者が幸せになるモノ。
そしてervaのドッグスリングを選ぶことでどこかで悲しむ犬が幸せになる。
ervaのドッグスリングの向こう側にはそんな希望が詰まっているのです。
▶︎ervaネットショップはこちら
AMILIEは「愛犬愛猫と安心・安全・快適に暮らせる住まい」の情報をお届けしています。
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使用する愛犬や飼い主さまのことを
こんなにも考えて作られているモノがはたしてあるだろうか?
と思ったのが、erva(エルバ)のドッグスリング。
犬用スリングは
愛犬と一緒に移動する飼い主さまの負担を軽減する
大変便利なアイテムであり、
様々なメーカーが様々な犬用スリングを展開しています。
その中でervaと他ブランドとの決定的な違いは
「愛犬たちへの思いの強さ」と、
それに伴える「妥協なしの技術力」。
今回はerva代表の黄瀬さまと商品開発担当の金谷さまに取材し
「日本で唯一のドッグスリング専門ブランド」である所以をご紹介します。
日本で唯一のドッグスリング専門ブランド「erva(エルバ)」とは
こちらのお写真、モデルのわんちゃんは元保護犬。
20kgまでのワンちゃんを入れられるドッグスリングはなかなか珍しい。
※飼い主さまが抱っこできない場合は難しいとのこと。
erva(エルバ)は2015年に誕生した「日本で唯一のドッグスリング専門ブランド」です。
公式ネットショップのほか、15都府県にある取扱店舗・試着専用の大阪店舗では実物を手に取ることが可能です。
ervaの「ものづくり5か条」
①自分が使ってみて良いものだけを商品化する②実際に使うわんこや人の声に耳を傾ける
③要素をできる限り削って本質を残す
④商品を改良し続ける
⑤可能な限り日本製でつくる
ervaは上記の製品開発5か条を設定しています。
ervaの特徴は、ユーザーとの距離が近いこと。
実際に使用する方や愛犬たちからの意見を聞きお話をするために、積極的にイベントへ参加しています。
実際にお客様の声を取り入れて開発されたラインナップもあり、できる限り多くの飼い主さんと愛犬たちに幸せになってほしいという強い思いを感じます。
もう1つ特徴的なのはシンプルであること。
不要な装飾を省いて本当に有用な機能を採用しているervaのドッグスリングは、シンプルゆえに使い方も簡単であるところが魅力です。
コンパクト・簡単装着・洗濯のしやすさの3つを追求しており、愛犬だけでなく飼い主さんも使いやすいドッグスリングです。
ラインナップ
ラインナップは大きく分けると「シンプル」と「多機能」の2種類で、
サイズ展開数や体重制限、機能性などに違いがあります。
どちらにも共通する特徴が
・飛び出し防止用ストラップ取り付け可能
・軽量性
・洗濯が可能
です。
シンプルタイプは「多機能」に比べて機能性の面でシンプルになっているものの、
・サイズ展開が多い
・前ポケットが付いている
・軽量性◎
はシンプルタイプにしかない特徴です。
「多機能」には「ファーシル」と「アベルト」のラインナップがあり、
違いは
・サイズ展開数
・体重制限
・フロントオープンシステムの有無
です。
愛犬の体格や飼い主さまのニーズに合わせて選べるところがervaドッグスリングの魅力です。
お客様の声と向き合い生まれた「多機能スリング」
もともと「シンプル」タイプのみで開始したervaですが、お客様からのご意見ご要望を真摯に受け止めて「多機能」タイプが開発されました。
作って販売して終わりではなく、使う飼い主さんと愛犬たちのことを本気で思っているからこそervaはその歩みを止めません。
「こんな機能があれば便利なのに」という願いを形にするのは大変なことですが、後にご紹介する開発担当の金谷さんが「一切の妥協なし」で開発に至ったそう。
ervaは人と犬への愛が生んだモノである
erva代表の黄瀬さんと愛犬ムアさん
「自走型」の保護活動を目指して
代表の黄瀬さんは犬用品業界と無縁だったですが、erva立ち上げのきっかけは愛犬ノアさん・ムアさんとの出会いによるものでした。愛犬たちと出会ったことで飼育放棄の現実や保護活動の実情を知り、ご自身も保護活動に携わりたいと強く思うようになりました。
最初は保護施設の設立を考えた黄瀬さんでしたが、製品販売の売上によって保護活動に貢献する「自走型の保護活動」を目指すことに。
ご実家が赤ちゃん用の抱っこ紐を取り扱う家業をしていたことで、黄瀬さんは「ドッグスリング」を選びました。
ドッグスリングで「絆の構築」をサポートしたい
体の小さな小型犬であっても、飼い主さんは抱っこし続ければ疲れますし、両手が塞がっていると飼い主さんは何もできません。飼い主さんが忙しいタイミングで愛犬に抱っこの必要性が頻発すれば、飼い主さんはどんどん辛くなってきてしまいます。
本当は大切なはずなのに、その絆に亀裂が生じる恐れがある…
伴侶動物等は人間に頼って生きているので、
飼い主さんが幸せでないと愛犬も幸せになれないのです。
ドッグスリングは飼い主さんが愛犬を「抱っこ」する負担をサポートするアイテムです。
お互いの体温を感じると、愛情や命そのものを感じることができます。
飼い主さんの疲れを軽減しつつ、
抱っこすることで愛犬との絆を感じてほしい。
愛犬もまた、飼い主さんの体温や匂いに包まれて
幸せな時間を過ごしてほしい。
黄瀬さんが目指すのは、ドッグスリングというモノの先にある「人と犬との絆の構築」です。黄瀬さんがドッグスリングに着目したのは偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
今すぐにすべての保護犬を救うことは難しいけれど、いま目の前にいる愛犬を大切にすることでその子の犬生は確実に変わります。そうしてすべての飼い主さんがそれぞれの愛犬を大切にできたなら、飼い主がいない犬が確実に減っていくでしょう。
形なき愛情を具現化した開発者・金谷さん
erva開発担当の金谷さん
とはいうものの、理想を現実にするのは簡単ではありません。
黄瀬さんの熱い思いをドッグスリングというモノに具現化した技術者が、erva開発担当の金谷さんです。
もともとデザイナーとして活躍されていた金谷さんは、独立のタイミングで黄瀬さんとタッグを組んだそう。
黄瀬さんが目指すビジョンである「飼い主さんと愛犬が共に幸せになるドッグスリング」を叶えるために試行錯誤したエピソードをお聞きし、ervaのドッグスリングは見た目からパーツひとつに至っても全てに意味があるのだと知りました。
もしすでにご愛用されている方、最近買ったよという方、気になるからwebショップを見ているよという方はぜひ、多機能スリングのバックル部分にご注目を。
一見何の変哲もないそのバックルは、金谷さんがみなさんと愛犬のために一切の妥協なしで試行錯誤し辿り着いた、時間と思いの結晶。「これで良い」ではなく「これが良い」で選び抜かれたパーツです。
バックルだけでなく、ervaのドッグスリングには細部にわたって人と犬への愛情が散りばめられています。
飼い主さんだけでも、愛犬だけでもなく、両者が幸せになるモノ。
そしてervaのドッグスリングを選ぶことでどこかで悲しむ犬が幸せになる。
ervaのドッグスリングの向こう側にはそんな希望が詰まっているのです。
まとめ
ドッグスリングはお出かけ時のサポートというイメージが大きいですが、実はご自宅で過ごす際にも重宝するアイテムです。SDGsやサスティナブルなどの言葉が普及してきた昨今「せっかくモノを購入するのなら、愛ある優しいモノを選びたい。」そういった世の中になってきている気がします。さまざまなメーカーからドッグスリングが販売されていますが、たとえばervaのようにモノの向こう側に愛と希望があるドッグスリングを選んでみてはいかがでしょうか。▶︎ervaネットショップはこちら
「住まい」を変えれば、人も伴侶動物はもっと幸せになれる。
AMILIEは「愛犬愛猫と安心・安全・快適に暮らせる住まい」の情報をお届けしています。▶︎AMILIE(アミリエ)ウェブサイトはこちら!
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
勝部 千尋
「書く・聴く・伝える」
執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
ライター/犬猫相談員
経歴
静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒
大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...
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