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柴犬を室内飼いするときのレイアウトの作り方!手順やポイントをご紹介

目次

    「柴犬を室内飼いするときは、どんなレイアウトにすればいいの?」

    「レイアウトを決めるときの注意点は?」

    「柴犬にとってベストなレイアウトが知りたい」

     

    柴犬を初めて飼育するときに、このような悩みを抱えている飼い主さまもいるのではないでしょうか。柴犬は犬の本能が強く残っている犬種とされており、レイアウトを考える際には、ほかの犬種よりも配慮するポイントがあります。

     

    そこで今回は、

    • 柴犬にとって快適なレイアウトの条件
    • レイアウトを決める手順
    • レイアウトを決める際の注意事項

    など、「柴犬のために初めてレイアウトを決める」方に向けて解説します。

    柴犬にとって快適なレイアウトとは?

    柴犬には、猟犬として働いてきた歴史があり、犬本来の習性が強く残っていると考えられています。そのため、ほかの犬種とは違う柴犬特有のこだわりがみられることがあります。快適なレイアウトを作るには、柴犬の特性を理解することが大切です。

     

    たとえば、柴犬はきれい好きな性格をしていると言われています。外敵から身を守るために、寝床をきれいに保つという習性が今でも強く残っています。そのため、寝床の近くでは絶対にトイレをしない犬が多くいます。

     

    また、柴犬は猟犬として働いていた歴史があり、ある程度の運動量が必要です。部屋の中でも、柴犬が自由に動けるスペースを確保しなければなりません。

     

    柴犬の特性を理解した上で、快適に暮らせるレイアウトを考えましょう。

    快適なレイアウトを作る手順

    柴犬にとって快適なレイアウトを作る際には、以下の3つの手順ですすめていくことをおすすめします。

     
    1.愛犬の行動を観察

    2.愛犬の行動に合わせたレイアウトにする

    3.レイアウト変更後の愛犬の様子をみる

     

    室内のレイアウトは、一度で決まることはほとんどないと言えます。柴犬の成長とともに、毎日の行動パターンが変わる可能性があります。そのときの愛犬の生活に合わせたレイアウトを考えてみてください。

    1.愛犬の行動を観察する

    レイアウトを決める前に、愛犬の行動を観察することが重要です。犬の毎日の行動をよくみると、一定の行動パターンがあることがわかります。

     

    たとえば、毎日同じ場所で排泄や休憩、遊びを行っている犬が多くいます。ほとんどの犬は、自分の生活スペースでお気に入りのスポットを決めて生活しています。愛犬がどのスペースでどのように過ごしているか見極めることが、快適なレイアウトを作るときのポイントとなります。

    2.愛犬の行動に合わせたレイアウトにする

    愛犬の毎日の行動が観察できたら、次に愛犬の行動に合わせたレイアウトを決めていきます。行動に合わせたレイアウトを作ると、愛犬が快適に過ごせるようになります。

     

    いつも排泄している場所にトイレを設置すると、トイレの失敗も減らすことができます。また、いつもくつろいでいる場所には、ケージや犬用のベッドなどを配置して快適な空間を作るとよいでしょう。

     

    レイアウトを決める際には、家族の動線も考える必要があります。犬の寝床やトイレを人の動線におくと、飼い主が過ごしにくい空間となる可能性があります。愛犬と飼い主、どちらも快適に過ごせるレイアウトを考えてみてください。

    3.レイアウト変更後の愛犬の様子をみる

    最後に、レイアウトを変更した後は、柴犬の様子をよく観察しましょう。レイアウトを変更したばかりの頃は、「トイレの失敗が増えた」「ベッドがない場所でくつろぐようになった」などの問題がみられることがあります。数日経過しても、トイレの失敗が続いたり、居心地が悪そうな様子がみられたりする場合は、レイアウトを戻すことを検討しましょう。

     

    また、柴犬は環境の変化が苦手な性格ともされています。レイアウト変更後に、嘔吐や下痢などの体調の変化がみられた場合は、レイアウトを改めて見直すことをおすすめします。

    レイアウトを決めるときに意識したいポイント

    ここでは、室内飼いの柴犬のレイアウトを決める際に注意すべきことを5つ紹介します。

     
    • トイレは寝床から離れた位置に設置する
    • 愛犬が安心して休める寝床を作る
    • 運動できるスペースを確保する
    • 入って欲しくない場所には仕切りを付ける
    • 事故が起こらないような対策をする
     

    レイアウトを決めるときには、愛犬が安全に暮らせるかどうかを確認することも重要です。愛犬の快適性と安全性に配慮した部屋作りをしましょう。

    トイレは寝床から離れた位置に設置する

    柴犬は、寝床の近くにあるトイレを使用しないことが多くあります。寝床近くのトイレを使用しない理由は、外敵から身を守るという野生で暮らしていた頃の習性が残っているためだと言われています。

     

    トイレはできる限り寝床から離れた位置に設置しましょう。ケージの中で留守番する必要がある柴犬は、寝床とトイレの場所に仕切りがあるケージを選ぶことをおすすめします。

     

    こちらの記事では、柴犬の室内トイレを設置するポイントを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。

    柴犬が室内のトイレを使わない理由とは?対処法をご紹介!

    愛犬が安心して休める寝床を作る

    犬は、静かで落ち着いた場所を好んで寝床にします。野生下では穴を掘って巣穴で眠っていたことから、四方が囲まれた空間を好む傾向があります。そのため、柴犬の寝床は、四方に囲いがある落ち着いた場所をおすすめします。人の行き来が激しい場所や直射日光が当たる場所は避けた方がよいでしょう。

     

    犬用のベッドや毛布などを寝床に敷くと、お気に入りの寝床になるでしょう。こちらの記事では、おすすめの犬用ベッドやマットを紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

    犬の寝床はどんなものがいいの?おすすめのベッド・ドーム・マットを紹介

    運動できるスペースを確保する

    柴犬は遊び好きの性格をしており、散歩だけでなく、部屋の中での運動も必要です。部屋の中で飼い主と遊ぶことで、ストレス解消につながり、信頼関係の向上にも役立ちます。柴犬が動きまわれるような広いスペースを確保しておくとよいでしょう。

     

    また、留守番が長時間になる柴犬には、大きめのケージまたはサークルを用意することをおすすめします。狭いケージで長時間の留守番は、犬の体に負担となりストレスを感じやすくなります。ある程度、動ける大きさのケージやサークルを準備しましょう。

    入って欲しくない場所には仕切りを付ける

    レイアウトを決める際には、愛犬に入って欲しくない場所をあらかじめ考えておくことが重要です。犬が生活するスペースを初めに区切っておくと、レイアウトしやすくなります

     

    たとえば、キッチンは犬が入らないように対策することをおすすめします。キッチンには、犬が食べると中毒を起こす食材が床に落ちている可能性があります。また火を使うこともあり、愛犬に危険が及ぶ恐れがあるため注意しましょう。

     

    部屋の中にコンセントやコードがある場合は、愛犬が触れないように仕切りを設置してみてください。

    事故が起こらないような対策をする

    室内で多いのは、食べてはいけないものを食べてしまう誤飲事故です。レイアウトを作るときには、犬が口に入れてしまう可能性のあるものがないか確認しておきましょう。また、犬に噛んで欲しくないものがある場合は、カバーを付けるまたは犬が入れない場所に移動します。

     

    さらに、柴犬の飼育スペースがフローリングなどの滑りやすい床の場合、転倒防止が起こる可能性があります。滑りやすい床には、敷物を敷いたりペット用のワックスでコーティングをしたりなどの対策が必要です。

     

    こちらの記事では、床の滑り止めアイデアを紹介しています。ぜひレイアウトするときの参考にしてみてください。

    愛犬のための「床」滑り止めアイデア!便利グッズもご紹介

    安全にも配慮したレイアウトを!

    柴犬は、野生で暮らしていた頃の習性が強く残っており、寝床の近くのトイレでは、排泄をしないケースが多くあります。運動量も多く、部屋の中でも動きまわれるスペースを確保しておくことが大切です。

     

    レイアウトを決める際には、愛犬の日頃の行動をよく観察しましょう。愛犬の生活に合わせたレイアウトにすると、犬が快適に暮らすことができます。

     

    レイアウトは一度で決め切ることは難しいと言えます。この記事を参考に、愛犬と飼い主が快適に暮らせるようなレイアウトをぜひ考えてみてください。

     

    こちらの記事では、室内で柴犬を飼育する際におすすめのケージを紹介しています。ケージの設置場所のポイントも紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

    室内飼いの柴犬にはケージが必要!柴犬におすすめのケージもご紹介

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

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