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室内飼いの柴犬にはケージが必要!柴犬におすすめのケージもご紹介

目次

    「室内飼育の柴犬にケージは必要?」

    「柴犬にぴったりなケージの選び方は?」

    「ケージを使用するメリットはあるの?」

     

    このように、柴犬にケージを購入しようかどうか迷った経験がある飼い主さんは多いのではないでしょうか。犬が室内で心身ともに健康に暮らすために、ケージは不可欠と言っても過言ではありません

     

    そこで今回は、

    • ケージが必要な理由
    • ケージを選ぶときのポイント
    • ケージを使用する際の注意点

    など、「柴犬にケージを購入するか迷っている方」に向けて解説します。

    室内飼いの柴犬にケージが必要な理由

    柴犬を室内飼いする際には、ケージを用意することをおすすめします。ケージには以下のような役割があります。

     
    • 安心できる場所を提供する
    • 留守番時のいたずらを防止する
    • 災害時の予行練習ができる

    安心できる場所を提供する

    犬の祖先であるオオカミは、斜面などに穴を掘って、寝床として使用していました。上下左右に壁があり、身を守ることに適しているからです。その頃の習性は、人間とともに暮らしている犬にも残っており、壁に囲まれた場所の方が安心して休息をとれるとされています。

     

    ケージが安心できる場所と認識している犬は、自らケージの中に入り、休むことが多くあります。来客や大きな音、地震など怖いことがあったときのためにも、愛犬が安心できる場所を1つ用意しておく必要があります。ケージを用意することは、愛犬の心の安定にもつながります

    留守番時のいたずらを防止する

    ケージの中での留守番を習慣化すると、部屋の中でのいたずらを防げます。犬は飼い主がいない不安感やストレスによって、家具を噛んだり、ティッシュをばらまいたり、カーテンを引っ張ったりなどのいたずらをすることがあります。

     

    とくに子犬の頃は、さまざまなモノを噛んだり、飲み込んだりする可能性があります。柴犬でも、口に入れてはいけないモノを飲み込み、命を落とすケースもあるため、注意が必要です。留守番中の愛犬を守るためにも、ケージを用意することをおすすめします

    災害時の予行練習ができる

    地震などの予期せぬ災害が起き、避難所で生活する場合、犬は1日の大半をケージの中で過ごすことになります。普段ケージの中で生活したことがない犬は、そこにストレスを感じます。吠えたり、ケージの中で暴れたりする場合もあり、避難所での生活が難しくなるでしょう。

     

    普段からケージに入り慣れている犬であれば、避難所であまりストレスを感じることなく生活できます。いざというときのために、日ごろからケージに入ることに、抵抗がないようにしておきましょう。

    柴犬に最適なケージ選びのポイント

    柴犬に最適なケージを選ぶ際には、以下の5つのポイントを確認しましょう。

     
    • 屋根の有無
    • 大きさと高さ
    • 材質
    • トイレの有無
    • 掃除のしやすさ
     

    犬の体の大きさやケージを使用する頻度によっても、最適なケージの条件は異なります

     

    屋根の有無

    ケージには、屋根のあるタイプとないタイプがあります。屋根があると、犬がケージの上から脱走するのを防止できます。犬がより安心できるように、屋根の上からタオルをかぶせた目隠しなども簡単に設置できます。

     

    屋根がないケージは、犬を抱っこして中に入れることができます。ご飯をあげたり、トイレ掃除をしたりする際にも、ケージの扉を開ける必要がなく、上から犬のお世話が可能です。

     

    どちらのタイプにもメリットがあるので、それぞれの家庭に合ったケージを選んでみてください。

    大きさ・高さ

    柴犬には、「中型犬用」と記載のあるケージを選びましょう。ただし、柴犬に適したケージの大きさは、日ごろ、ケージの中で過ごす時間の長さによって異なります。日中の人がいない時間帯に長時間ケージで過ごしてもらう場合は、軽く動きまわれる程度の大きさが必要です。

     

    またケージの中にトイレを置くのかどうかによっても、ケージの大きさは異なります。トイレを設置する場合は、トイレトレーが配置できるほどの大きさが必要になります。夜の寝床として短時間使用するだけであれば、犬の体の一回り大きいサイズを用意するとよいでしょう。

     

    ケージの高さは、柴犬が立ち上がっても脱走できないかどうか確認が必要です。柴犬の大きさによっても異なりますが、一般的には高さ60cm以上のケージがおすすめです。

    材質

    犬は、留守番時などに暇つぶしでケージを噛むことがあります。そのため、犬に噛まれることを前提に、丈夫な材質で作られたケージを選ぶことをおすすめします。

     

    プラスチックや木材でできたケージは、簡単に破壊され、誤飲の危険性があります。ケージがボロボロになるのを防ぐためには、ステンレス製のモノを選ぶとよいでしょう。

    トイレの有無

    ケージにトイレを置く場合は、真ん中に仕切りがあるタイプがおすすめです。寝床とトイレが分かれているため、排泄を失敗する可能性が低くなります。

     

    柴犬は寝床を汚したくないという気持ちが他の犬種よりも強いとされており、寝床の近くにトイレがある場合、排泄をしなくなるケースもみられます。

     

    中のトイレで排泄をしない場合は、ケージの外にトイレを置くことをおすすめします。ケージで長時間過ごす必要がある場合には、寝床とトイレが区切られているタイプの購入を検討してみてください。

    掃除のしやすさ

    ケージを選ぶ際には、掃除のしやすさを確認しておくことも大切です。底のトレーを取り外して丸洗いできるモノや、軽量化され持ち上げやすいモノも販売されています。掃除のしやすいケージであれば、掃除の頻度も上がり、犬臭さの軽減につながります

     

    丈夫さや大きさを重視して購入すると、ケージの重量が重すぎて、持ち上げて掃除できないことがあります。重たすぎるケージは、排泄を失敗したときなどに素早く掃除することができないので、避けた方がよいでしょう。

    柴犬におすすめのケージ3選

    ここからは、柴犬におすすめのケージを3つ紹介します。

     

    ペティオ トイレのしつけが出来る ドッグルームサークル

    トイレと住居スペースが区切られたケージです。トイレ側と住居側、どちらにも出入りできる扉があるのが魅力。愛犬が好きなときに自由に出入りできます。

     

    屋根がないので、愛犬がケージに入っている時でも、上からトイレの掃除などのお世話が可能です。高さは約70cmあるので、柴犬でも上から飛び出すことはありません。ケージの中にトイレを設置する予定の方におすすめです。

    アイリスオーヤマ 折りたたみケージ OKE-750R

    屋根付きで、使用しないときに折りたたみできるケージです。付属しているトレーは取り外して丸洗いできるのがポイント。おしっこを失敗したときでも簡単に掃除できます。

     

    折りたたんだときの厚みは約11.5cm。取っ手も付いているため、持ち運びにも便利です。柵部分は丈夫なスチール製。柴犬が噛んでも壊れにくいというメリットがあります。持ち運びもできる丈夫なケージを探している方におすすめです。

     

    リッチェル ペット用3WAYサークル 6面 70H

    3通りの使い方ができるペット用サークルです。サークルという名称ですが、扉も付いており、ケージとしても使用できます。パネル同士をはめ込むだけなので、簡単に組み立てられます。

     

    パネルはポリエチレン素材を採用。丈夫な素材なので、室内だけでなく屋外で遊ぶ際のサークルとしても使用できます。水にも強いため、汚れたら丸洗いできるのも魅力です。頑丈でお手入れしやすいケージを探している方におすすめです。

     

    他にもおすすめのケージはこちらの記事で紹介しています。ケージの種類についても詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

    おすすめの犬用のケージ10選【愛犬家住宅が選ぶ】

    ケージを使用する際の注意点

    ケージは、愛犬に室内で安全かつ安心に過ごしてもらうためにも、必要不可欠な用品です。しかし、使用方法を間違えると、ケージは嫌なモノという印象を愛犬が受けてしまい、近寄らなくなる可能性があります。

     

    そのため、以下の4つのポイントに注意する必要があります。

     
    • ケージに無理やり入れない
    • ケージに入れっぱなしにしない
    • ケージの配置を考える
    • こまめに掃除する

    ケージに無理やり入れない

    ケージに無理やり入れて閉じ込めると、犬は恐怖心を感じて次から入らなくなる可能性があります。無理やり入れることを繰り返し行うと、ケージに近寄ることも嫌になる恐れもあります。

     

    使用する際には、「ハウス」の指示を愛犬に教えて、ケージは安心できる場所と認識してもらうことが重要です。ハウスの指示は、一度に教えるのではなく、数日かけて徐々に教えていきましょう。

     

    ハウスを覚えたからといって長時間扉を閉めた状態にすると、愛犬が「閉じ込められた」と感じる可能性があります。愛犬がスムーズにケージの出入りができるようになってから扉を閉めて、中で過ごす練習をすることをおすすめします。

    ケージに入れっぱなしにしない

    ケージが犬にとって安心できる場所でも、1日中入れっぱなしにすることはおすすめできません。人間と同様に、犬も狭い場所に長時間閉じ込められているとストレスがたまります

     

    ストレスは無駄吠えやいたずらなどの問題行動につながる可能性があります。留守番時以外は、できるだけケージから出して、室内で一緒に過ごすようにしましょう。

    ケージの配置を考える

    ケージが犬にとって安心できる場所になるためには、配置にも気を配る必要があります。リビングなど人が集まるところに設置することをおすすめします。家族が集まる場所であれば、犬も安心してケージで過ごすことができます。

     

    ただし、人の行き来が激しい場所やテレビの近くなどの騒がしい場所は避けた方がよいでしょう。愛犬が安眠できるほど、静かで落ち着いた場所にケージを設置することが重要です。

    こまめに掃除する

    ケージは犬のよだれや皮脂、抜け毛などが付着しやすく、頻繁に汚れます。汚れたまま放置したケージは、犬特有のニオイを発し、部屋の中が犬臭い原因となります

     

    拭き掃除を定期的に行うとよいでしょう。丸洗いできるケージであれば、スポンジなどで擦り洗いをすると、よりニオイの軽減につながります。

    柴犬にぴったりなケージを購入しましょう!

    室内飼育の柴犬には、ケージを用意することをおすすめします。犬は、四方を囲まれた場所の方が安心して休息できるとされています。ケージを用意することで、犬にとって「安心できる場所」を作ってあげることができます。

     

    柴犬向けのケージを選ぶ際には、大きさや高さ、材質に注意して選びましょう。最適な大きさは家庭の生活スタイルによって異なるため、今回紹介したポイントを参考に、愛犬にぴったりのケージを探してみてください。

     

    こちらの記事では、ケージの他に犬を迎える際に必要な用品を紹介しています。初めて犬を迎える方はぜひチェックしてみてください。

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    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

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