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犬のおしっこのにおいを消すには?フローリングやカーペットの掃除方法をご紹介

目次

    愛犬を室内で飼育している飼い主さんにとって、一番気になるのは「におい」ではないでしょうか。とくにおしっこのにおいは、消臭スプレーで掃除しても残ってしまい、困った経験のある飼い主さんは多いでしょう。部屋のおしっこのにおい消しには、正しい掃除方法とおしっこ臭の予防方法を知ることが大切です。

     

    本記事では、

    ・犬のおしっこ臭を消す方法

    ・掃除のときの注意点

    ・おしっこ臭を予防する方法

    など、「おしっこのにおい消しを効率よく行う方法」を紹介します。

    犬のおしっこ臭を消す方法

    犬のおしっこは、独特のにおいがします。おしっこは、放置すると雑菌が繁殖し、においの原因となると言われています。愛犬のおしっこを掃除せずに放っておくと、部屋中がおしっこ臭くなる可能性があるので、適切に掃除する必要があります。

     

    ここでは、おしっこ臭を消す方法をフローリングとカーペットにわけて紹介します。

     

    フローリングの場合

    ①タオルやペットシーツなどでおしっこを拭き取ります。

     

    ②フローリングに使用可能な市販されている洗剤、またはクエン酸を水で溶かしたスプレーをおしっこをした箇所に吹き付けます。

     

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    関連記事:愛犬のニオイ悩みに最適な消臭対策をご紹介!長期間消臭効果が持続する光触媒とは?

     

    ③吹き付けた場所を乾いたタオルで拭き取ります。クエン酸スプレーを使用した場合は、クエン酸が白い粉のようなかたちでフローリングに残る可能性があるので、一度水拭きしてから乾いたタオルで拭き取るようにしましょう。

    カーペットの場合

    ①早めに乾いたタオルやペットシーツなどでおしっこを拭き取ります。このとき、これ以上は拭き取れないというレベルまで水分を吸収させるのがポイントです。

     

    ②おしっこが染み込んだ場所にコップ一杯の熱湯をかけて、乾いたタオルなどで拭き取ります。おしっこの範囲が広ければ、これを2~3回繰り返しましょう。熱湯をかけることで、染み込んだおしっこの成分を浮き上がらせて、拭き取ることができるようになります。

     

    ③中性洗剤をパッケージに書かれてある希釈率で薄めます。

     

    ④タオルなどに薄めた洗剤を含ませて、トントンと叩くように掃除します。一度でやりきろうとせずに、何度か繰り返し叩くように掃除を行いましょう。

     

    ⑤水で濡らして硬く絞ったタオルで仕上げ拭きをします。

     

    犬のおしっこを掃除する際の注意点

    ここからは、愛犬のおしっこを掃除する際の注意点を、フローリングとカーペットに分けて紹介します。

    フローリングの場合

    ・おしっこを見つけたら早めに掃除する

    おしっこは、3時間以上経過すると、細菌が繁殖してにおいが強くなるとされています。また、おしっこを放置するとフローリングに染み込み、においがとれにくくなるというデメリットもあります。愛犬のおしっこを見つけたら、すぐに掃除するようにしましょう。

     

    ・スプレーなどで掃除後、しっかり水気をとる

    おしっこを掃除する際に、洗剤やスプレーなどを使用して掃除した後は、乾いたタオルでしっかり水気をとります。濡れたままにすると、愛犬や飼い主が滑ってケガをする可能性があります。

     

    また、濡れたままにすることで、フローリングの内部に水が染み込み、床が腐ったり、カビが発生したりする恐れがあるので注意が必要です。

     

    カーペットの場合

    ・おしっこを見つけたら早めに掃除する

    フローリングと同様に、愛犬のおしっこを見つけたら早めに掃除する必要があります。時間が経つとカーペットに染み込み、においやシミの原因となります。カーペットのにおいやシミや自宅で洗濯しても、取ることが難しい場合があるので、注意しましょう。

     

    ・強く擦りすぎない

    おしっこの掃除の際に、強く擦ると、カーペットの毛足を痛める可能性があります。また、強く擦るような掃除は、うまくおしっこのにおいを吸収できずに、反対に広げてしまうこともあります。上からトントンと叩くように掃除することを意識するとよいでしょう。

     

    ・水分や洗剤が残らないようにする

    掃除後は、水分や洗剤が残らないように注意しましょう。カーペットに残った水分や洗剤や、カビや変色の原因となります。

     

    カーペットに洗剤が残っていないか心配な場合は、お風呂の浴槽を使って、踏み洗いすることをおすすめします。踏み洗いをした場合は、風通しがよい日陰で完全に乾くまで干しましょう。

     

    ・漂白剤は使用を避ける

    漂白剤の使用は、カーペットの色を変色または脱色させる可能性が高くなります。カーペットの素材によっては、生地が縮む場合もあります。

     

    漂白剤の成分は、犬の肌荒れを引き起こすこともあるので、おしっこの跡が黄ばんでしまっても、漂白剤の使用は避けた方がよいでしょう。

     

    犬のおしっこ臭を予防する方法

    部屋の中が、おしっこ臭くならないようにするためには、おしっこのにおいが付かないように予防することが大切です。

     

    ここでは、おしっこ臭を予防する方法を4つ紹介します。

     

    ・こまめに拭き掃除をする

    フローリングは、こまめに拭き掃除をすることで、おしっこ臭を防ぐことができます。こまめな拭き掃除は、おしっこの掃除忘れを防ぎ、愛犬のおしっこがフローリングに染み込むのを予防できます。

     

    また、飼い主さんが気づかないうちに、愛犬がおしっこを踏んで歩いている可能性もあるため、こまめな掃除は大切です。

     

    ・保護マットや保護シートを使用する

    犬のおしっこから、フローリングやカーペットを守るための保護マットや保護シートが販売されています。おしっこの飛び散り防止として、愛犬のトイレ周りに設置することをおすすめします。特に、愛犬がオスで、片足を上げておしっこをする場合は、床だけでなく、壁にも保護シートを取り付けた方がよいでしょう。

     

    また、おしっこを失敗しやすい場所があれば、そこにも保護マットや保護シートを設置しましょう。保護マットや保護シートは、おしっこが付着したらすぐに洗濯機で洗えるモノや、使い捨てできるモノなどさまざまな種類が販売されています。飼い主さんが使いやすいものを選びましょう。

     

    おすすめの保護マットを2つ紹介します。

     

    「ダッドウェイ ウォータープルーフパッド ベージュ」

    3層のレイヤーに分かれており、防水性に優れたマットです。S・M・Lの3種類のサイズがあり、設置したい場所の大きさに合わせて選べます。汚れたら洗濯機で丸洗いできます。速乾性もあり、お手入れが簡単にできます。

     

    「サンコー おくだけ吸着撥水タイルマット 8枚入 ネイビーブルー」

    置くだけで、ズレにくいタイルマットです。撥水加工がされているので、おしっこをしても、タオルなどで拭いて掃除ができます。また、タイルマット1つずつが独立しているので、汚れた部分だけ外して洗うこともできます。

     

    ・ペット用のマットやフローリングを利用する

    ペット用のマットやフローリングは、撥水加工がされていたり、防臭加工がされていたりするので、ある程度、おしっこ臭を防ぐことが可能です。

     

    撥水加工がされているモノであれば、おしっこが染み込みにくい構造になっているので、掃除が簡単にできます。防臭加工されているモノは、オシッコ臭だけでなくペット臭などの軽減にも繋がります。

     

    また、ペット用の商品であれば、滑り止めの効果があるモノも多く、愛犬のケガ防止にも役立つのでおすすめです。

     

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    ・ワックスでコーティングする

    フローリングのにおい対策として、ワックスの使用は効果的です。ワックスをしていないフローリングでは、水分や油分が不足しており、おしっこが吸収されやすくなります。おしっこの吸収を軽減するには、フローリングを油分でコーティングする必要があるため、ワックスの使用をおすすめします。

     

    最近は、ペット用のワックスも販売されており、滑り止め効果がある商品や、天然成分からできている商品などもあります。おしっこ臭を予防するだけでなく、愛犬のメリットとなる効果があるワックスを選びましょう。

     

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    まとめ

    今回は、犬のおしっこのにおい消しに効果的な掃除方法や、予防の仕方について紹介しました。

     

    犬のおしっこには、栄養素が多く含まれており、その栄養素をエサに雑菌が繁殖し、においの原因となります。また、おしっこに含まれるアンモニアは、放置すると、においのあるガスへと変化し、部屋中に漂います。部屋のおしっこのにおいを防ぐためには、おしっこを見つけたら早めに掃除することが大切です。

     

    また、フローリングやカーペットにおしっこが飛び散るのを予防することも重要です。撥水加工がされた保護シートや犬用のマットなどを使用することをおすすめします。

     

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    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

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