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愛犬におすすめのこだわりの敷き布団6選!利用シーンや選び方も解説

目次

    愛犬用の敷き布団を用意すべきか悩んでいる飼い主さんも多いかもしれません。

    犬は布団のようなふかふかした場所が大好きですし、なかには飼い主さんの布団に入ってきて、一緒に寝たがる子もいます。

    この記事では、犬が布団を好む理由を説明するとともに、おすすめの敷布団7つとその選び方について解説します。

    犬用の布団がおすすめな理由

    飼い主さんの布団の上で寝たがったり、中に潜り込みたがったりする犬は多いです。

    布団に入りたがる理由は、犬の持つ習性や飼い主さんと一緒にいたい気持ちの表れです。愛犬と飼い主さんの間で、しつけや関係性構築ができているなら、一緒の布団で寝ても問題はないでしょう。

    ただし、常に一緒でないと落ち着かない「分離不安」を抱える犬になりがちですので、そのあたりのメリハリはしっかりと付けた方が良いようです。

    まず、なぜ犬は布団を好むのかの理由を解説します。

    布団は犬にとって安心できる場所

    犬は地面に穴を掘り、巣穴の中で子育てをしていました。巣穴を掘るのは、雨風や敵から身を守り、寝床でゆっくり休みたいという本能から来る行動です。

    そのため、布団の中や全体が囲われたクレートのように、体がすっぽり覆われる場所にいると心から安心できます。

    ふわふわの布団で体を休ませられる

    人が柔らかい布団の上で心地良さを感じるように、犬もふわふわした柔らかい場所が大好きです。

    愛犬が若くて元気なうちは、フローリングやケージに敷いたバスタオルや毛布で十分満足できます。

    しかし、老犬になると横になる時間が増えるので、体に負担の掛かりにくい布団のような柔らかい場所で体を休めたがる傾向があります。

    暖かい場所にいたい

    犬が布団に入りたがるのは、寒い時期が多いです。寒い時期は暖かい場所にいたいと感じ、布団に入るのです。

    室内飼いの犬は冷暖房で温度調整された空間にいるため、体質が弱い犬は体温調節が上手く機能せず、寒さや暑さに弱い傾向にあります。

    暑い夏は冷たい床や玄関、風通しの良い窓際などを好みますが、気温が下がる秋~春先は、暖をとるため布団のような暖かい場所に座ることが多いようです。

    愛犬におすすめのこだわりの敷き布団7選

    愛犬と布団で一緒に寝ることは、わんちゃんの状況によっては、避けた方が良いケースが多々あります。

    以下に該当する場合は、飼い主さんの布団とは別に、愛犬用敷き布団を用意することをおすすめします。

    • 愛犬を迎え入れてすぐ:緊張で疲れているため、夜は独りでゆっくり休ませた方がよい
    • しつけ、関係性構築の途中:一緒の布団で寝ると飼い主との正しい主従関係が築けなくなる恐れがある
    • 布団が高い位置にある場合:脚高のベッドなど、愛犬が落ちてケガをしてしまう可能性がある
    • 超小型犬や小型犬の場合:寝ている間に飼い主が押しつぶしてしまう危険性がある
    • ノミやダニの発生が気になる場合:布団を常に清潔に保ちたいなら、愛犬とは別々に寝る
    • 臭いや抜け毛が気になる場合:許容できるならば良いですが、確実に抜け毛・愛犬の体臭は布団内部に

    これらの場合は、犬用の布団を用意するのがおすすめです。利用シーン別に、おすすめの犬用敷き布団を紹介します。

    睡眠の質を重視するなら「羽毛入り敷き布団」

    犬も人と同じように、質の良い睡眠で元気になります。そこで寝心地を重視したい飼い主さんにおすすめしたいのが、羽毛入りの敷き布団です。

    布団屋さんなどのなかには、羽毛入りの敷布団を作っている会社があります。

    1.キムラ「ペット用羽毛ふとんセット 中型用スクエア型」

    寝具メーカーが製造・販売している、日本でも数少ない犬用の羽毛布団です。プロのドッグトレーナーの意見や犬の習慣、ペットが喜ぶツボなどを研究して開発されました。

    犬が布団に潜り込みやすいよう、掛け布団のラウンド部分には形状記憶バーが入っています。掛け布団と敷き布団はホックで固定されているので、別々に使用することも可能です。

    大型犬用や自分好みのサイズ・カラーなど、オーダーメイドの注文も受け付けています。

    サイズ (敷)幅50×奥行き63cm、(掛)幅60×奥行き90cm
    素材構成 側生地:綿100%/中身:(掛)ダウン50%、フェザー50%、(敷)ダウン10%、フェザー90%
    重量 記載なし

    ▶キムラ「ペット用羽毛ふとんセット 中型用スクエア型」はこちら

    2.ONE FAMiLY「リサイクルダウン クッション」

    わんちゃん向け高級ブランドの「ONE FAMiLY」の羽毛敷き布団です。300gもの羽毛が入っており、特殊加工で4分割されているので弾力が違います。

    複数のクッションをジョイントでつなげられる仕様になっており、3つのクッションを組み合わせれば、トンネル型の寝具に早変わりします。

    裏地に撥水加工生地を採用しているので、汚れにくいのもうれしいポイントです。

    サイズ 幅35×奥行き55cm
    素材構成 側生地:綿100%(羽毛用生地を使用)/裏生地:ポリエステル100%(撥水生地を使用)/中身:ダウン300g(ダウン率85%以上のリサイクル羽毛)
    重量 記載なし

    ▶ワンファミリー「リサイクルダウン クッション」はこちら

    体への負担を軽減!床ずれ防止に「高反発の敷き布団」

    寝ることの多い高齢の犬や足腰を痛めている犬におすすめなのが、高反発の敷き布団です。

    犬は長時間同じ姿勢で寝続けると、関節を傷めたり床と接する部分が脱毛したりします。床ずれを防止するためにも、高反発の敷き布団を検討してみましょう。

    粗相など気になる場合は、丸洗いできるポリエステル生地がおすすめです。

    3.エムール「床ずれ防止 介護用マット Lサイズ」

    人間の赤ちゃんにも使える素材を使って作られた犬用布団です。

    中材に通気性抜群の超弾力性ファイバー(3Dファイバー)を採用、適度な弾力で体圧を分散します。犬の体型に合わせてマットが沈み込むので、皮膚の薄い部分に圧力が集中しません。

    側面生地は洗濯機で洗えるメッシュ生地です。湿気や体温がこもるのを防ぎ、いつも清潔な状態で使用できます。

    サイズ (約)幅60×奥行き90×高さ4cm
    素材構成 カバー:(上面)ポリエステル100%、ジャガードニット生地(側面)ポリエステル100%、メッシュ生地/中袋:ポリエステル100%/中材:ポリエチレン(3Dファイバー)
    重量 約2.5kg

    ▶エムール「床ずれ防止 介護用マット Lサイズ」はこちら

    4.エアウィーヴ「エアロウィーヴ(小型ペット用マットレス)」


    日本の総合寝具メーカーのエアウィーヴが開発した小型ペット用マットレスです。

    カバーも中材も水洗いできるので衛生的です。通気性と速乾性に優れているので、通年を通して愛犬愛猫が快適に眠れます。

    わずか5.5cmの厚さながら、高反発で高い体圧分散性を持ちます。体の動きに合わせ、しっかりと体を押し返してくれるので、関節の痛みや床ずれを防ぎます。

    サイズ (約)幅60×奥行き60×高さ5.5cm
    素材構成 カバー:(側生地)ポリエステル 100%(内パッド)ポリエステル 65%、綿 35%/中わた:ポリエステル 100%/中材:ポリエチレン100%
    重量:約1.2kg
    重量 約1.2kg

    ▶エアウィーヴ「エアロウィーヴ(小型ペット用マットレス)」はこちら

    5.西川「WASHABLE PET BED」

    老舗寝具メーカーの西川が販売している、洗えるペットベッドです。

    特殊なウレタン素材を採用し、体重を点で支える形状に加工してあるので、体圧分散効果を期待できます。

    ウレタン部分を取り出せば、洗濯機で丸洗いできるのでお手入れも簡単。裏地にはすべり止め、フチにはパイプが入っているので、頭や手をのせても形状を保持できます。

    サイズ 外寸/幅69×奥行56×高さ11㎝
    内寸/幅50×奥行40×高さ7㎝
    素材構成 本体・側地/ポリエステル100%
    詰めもの/ポリエレン
    マット部分・側地/ポリエステル100%
    中材/ウレタンフォーム
    重量 2kg

    ▶西川「WASHABLE PET BED」はこちら

    夏の暑い時期は「涼しい敷き布団」

    夏の暑い時期は、愛犬が涼しさを感じられる敷き布団を選びましょう。

    犬は暑さに弱いからこそ、暑い夏場などは体温調節がスムーズにできる布団が必要です。通気性や接触冷感生地を採用した敷き布団を選ぶと、心地よく寝られます。

    6.スリーピー「2つ折り高反発マットレス エアクール Sサイズ」

     

    通気性に優れた高反発の犬用布団です。2つ折りできるのでコンパクトに収納できます。

    プラスチック樹脂の中材はチューブ状になっており、空気を適度に循環させるので、暑い夏も快適です。

    硬めの中材を使っているので、すぐにへたらず形状を保ったまま長く使えます。

    サイズ 幅60×奥行き90×高さ3cm
    素材構成 カバー:ポリエステル100%/中材:プラスチック樹脂
    重量 記載なし

    ▶スリーピー「2つ折り高反発マットレス エアクール Sサイズ」はこちら

    まとめ:犬用敷き布団で愛犬に質の良い睡眠を

    犬種や生活環境により異なりますが、犬は断続的に12~18時間は寝るといわれています。そして、犬も人間と同じで寝室環境が整っていなければ睡眠不足になります。

    愛犬が安心して過ごせるように快適な犬用敷き布団を用意すれば、生活リズムが整い免疫力もアップするでしょう。

    大切な愛犬と一日でも長く過ごすために、愛犬の睡眠環境も見直してみてください。

    布団だけでなく、ベッドやドームなどの寝床のアイテムに関しては「犬の寝床はどんなものがいいの?おすすめのベッド・ドーム・マットを紹介」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。

    この記事を書いたペットとの暮らしの専門家

    勝部 千尋

    「書く・聴く・伝える」
    執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
    ライター/犬猫相談員

    経歴

    静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒

    大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...

    エリア:東京都

    愛犬家住宅コーディネーター