目次
犬をお風呂に入れるときには、どんな場所でどんなバスタブを利用すればやりやすいでしょうか?
初めてお風呂に入れる場合や、今のバスタブに不満があるような人に対して、お風呂の選び方、おすすめの犬用のバスタブや洗面台を紹介します。
また、犬をお風呂に入れる方法や注意点などは、「犬のお風呂の入れ方を解説!お風呂場のポイントも【初心者向け】」の記事で解説していますので、はじめての方は参考にしてみてくださいね。
犬のお風呂の選び方
愛犬のお風呂を選ぶ時には、どこで使用するかやどんな犬種かなどに気をつけなくてはなりません。
使用する場所で選ぶ
犬のお風呂を選ぶときには、使用する場所を考えるのがよいでしょう。
屋外で利用する場合には、大きなお風呂がおすすめです。大きなお風呂は、大型犬をお風呂に入れる場合にも利用できますし、プールにも利用できます。
また、お風呂を嫌がるワンちゃんの場合には、屋外ではお風呂からすぐに逃げてしまうことがあります。高さのあるお風呂を選ぶことで、こういった脱走を防ぐことができます。
屋内で利用する時には、持ち運びや片付けが簡単なプラスチック製のお風呂や、折り畳み式のお風呂を利用するのがおすすめです。
サイズで選ぶ
お風呂には、様々なサイズのものがあります。洗面台サイズやたらいサイズ、広めで子供のプールのようなものなど、色んなサイズがあるのです。
もちろんですが、犬のお風呂は愛犬のサイズに合わせて選ぶようにしましょう。サイズに余裕があるお風呂でなくては、洗いにくいです。
特に注意したいのが、お風呂の深さです。愛犬の体にくらべて深さが低いと、お湯につかることができませんし、流すのが大変です。ある程度、体をつけることができる深さのものを選びましょう。
底面で選ぶ
これは洗面台をお風呂として利用するときに多いのですが、底面はなるべく平らなものを選びましょう。
ワンちゃんの足は滑りやすいので、底がボウル型の洗面台ではツルツルと滑ってしまい、立ってられないです。
お風呂の時に滑ってしまうと、ただでさえ水が苦手なのに滑りやすさで嫌がってしまいます。洗面台の底面は極力平らなものを選びましょう。
リード付きで選ぶ
犬用のお風呂には、リードがついたものがあります。
お風呂を嫌がるワンちゃんなどは、逃げようとしてしまってケガをすることや水が撥ねることがありますが、リードがついていれば安心です。しっかりと固定できるので、両手で洗えて便利です。
洗面台まわりでも、安全最優先でリードをつけるフックなどを設置するのがおすすめです。
水抜き栓で選ぶ
バスタブの底に水抜き栓がついたものもおすすめです。水抜き栓があると、愛犬を洗った水を簡単に流すことができます。
また、犬種によっては大量に毛が抜けますが、水抜き栓にゴミ受けがついていると簡単に毛をキャッチすることができます。
犬のお風呂におすすめのバスタブ6つ
犬をお風呂に入れるときには、バスタブがあると便利です。
バスタブにはお湯を入れることができ、愛犬を洗いやすくなりますし、持ち運びができるのでお風呂場や外で利用できます。
Richell ペットバス
ペット用品の大手のRichellのペットバスです。超小型犬・小型犬を洗うのにぴったりのサイズです。
深さがたっぷりあるので、ワンちゃんが逃げることもなく、簡単に洗うことができますよ。
トレーがついているので、石鹸や小物を置くこともできます。止水栓がついており、汚れた水を楽に流すこともできます。カラーはグリーンとピンクがあります。
材質 | 本体:ポリプロピレン、止水栓:合成ゴム |
---|---|
サイズ | 縦68cm×横43cm×高さ28.4cm |
重量 | 1.17kg |
容量 | 32L |
インクコーポレーション ペット用バスタブ
洗面ボウルの品揃えが日本一であるインクコーポレーションのペット用バスタブです。
人間用のバスタブと同じようなデザインと質感の、高級感のあるペット用バスタブです。
繊維強化プラスチックでできており、陶器のような素材感です。排水栓や猫足は金色で、より高級感を醸し出しています。
他にない、おしゃれなペット用バスタブを探している人にぴったりの商品です。
材質 | 本体:FRP製、猫足:鉄にメッキ加工 |
---|---|
サイズ | 幅80cm、奥行き40cm、高さ42cm |
重量 | 約32kg |
容量 | 48L |
アイリスオーヤマ ペット用バスタブ
あらゆるインテリア用品を作っているメーカーである、アイリスオーヤマのペット用バスタブです。
本体底面にシボ加工が施されていて、犬が滑りにくい仕様。シャワーやドライヤーをセットするフック付きで、両手を自由に使えるのが便利です。
止水栓にはメッシュトレーがついているので、抜け毛を取ることができます。また本体のふち部分には、ペットの抜け毛をキャッチするスリットも。
フード付きのものがありますが、フードがあることによって水撥ねを防ぐことができます。フードの片側には、シャンプーボトルやブラシ、小物をおける棚スペースがあります。
材質 | ポロプロピレン |
---|---|
サイズ | フードなし:幅約60cm×奥行約35cm×高さ約21cm、フード付き:幅約60cm×奥行約35cm×高さ約21cm |
重量 | 約32kg |
容量 | 48L |
ドリーム産業 ハーベスト
ペットドライヤーやトリミング用品などの総合メーカーであるドリーム産業は、ドッグバスをたくさん製作しています。
腐食しないFRP材をつかった浴槽は、上品な光沢を帯びています。サロンに提供するペットバスだからこそ、機能性やデザイン性にも優れています。
オールステンレスの排水口はヘアーキャッチ付きでお手入れも簡単。クロームメッキ仕上げの猫脚は、アジャスター付きで高さの調節ができます。
底面に敷くシリコンマットがついているので、愛犬が滑ることもありません。
材質 | FRP |
---|---|
サイズ | オーバル型(本体):幅80cm×縦55cm×高さ57cm、浴槽深さ:36cm |
重量 | 約16kg |
フレキシバス バンドル
ノルウェーのブランドであるストッケは、北欧ならではのデザインと耐久性に優れた製品を展開しています。
ストッケの「フレキシバス バンドル」は子ども用のバスタブですが、愛犬のお風呂としても利用できます。
底面はすべりにくい素材なので安心です。プラグ付きで排水も簡単ですし、このプラグは温度によって色が変化するので、水が冷たすぎないか熱すぎないかをひと目で確認できます。
この製品は、新生児の人間工学に基づいたデザインとして、国内外の賞を受賞しています。コンパクトに折り畳めるのも便利です。
材質 | ポリプロピレン/(可動部)水添型スチレンブタジュン共重合樹脂 |
---|---|
サイズ | 幅36cm×縦66cm×高さ24cm |
重量 | 1.3kg |
容量 | 36L |
イセトウ ソフトタブ・ワイド
収納用品やアウトドア用品、省エネ用品、ダストボックスなどのメーカーである伊勢藤のバスタブです。かわいい色合いのバスタブです。
やわらかい素材なので、枠を下げるだけで水切りができますし、コンパクトに折り畳むこともできます。
栓抜きも付いているので、一気に水を切ることも簡単です。収納や洗濯もの入れなど、様々な使い方ができるバスタブです。
材質 | 本体・取手・滑り止め・水抜き栓:熱可塑性エラストマー、枠・底:ポリプロピレン |
---|---|
サイズ | 約幅600mm×奥行400mm×高さ246mm |
重量 | 1.3kg |
容量 | 23L |
犬のお風呂におすすめの洗面台4つ
浴室や庭で愛犬をお風呂に入れるときには、持ち運びできるバスタブが便利ですが、小型犬などは洗面台で洗うと楽です。
ここでは、犬をお風呂に入れるのにおすすめの洗面台を紹介します。
愛犬家住宅 Bonito(ボニート)
私たち「愛犬家住宅」が提供する洗面台です。愛犬のシャンプーやグルーミング、足洗いなどに利用できる愛犬家向けの洗面化粧台です。
シャワーはマイクロバブル水洗によりミクロの泡が毛穴の汚れを洗いだしてくれます。深さは22cmと大容量で平らな底面で、ペットが滑ることもありません。
フットスイッチによって吐水や止水がコントロールでき、両手を自由に使えるので、ペットの洗い流しが簡単にできます。ドライヤーも固定できるので、両手でグルーミングしながら乾かせます。
まさに愛犬家向けの化粧台といえます。
材質 | ボウル部はFRP |
---|---|
サイズ | 幅750㎜・奥行600㎜・高さ1895㎜ |
容量 | 52L |
LIXIL ピアラ
業界最大手の建材メーカーLIXILは、犬を洗うのにぴったりの化粧台「ピアラ」を提供しています。
ピアラは、「ひろびろボウル」「くるくる水栓」を採用。
ひろびろボウルによって、洗面ボウルの間口は50cm~90cmのものを用意しており、容量も12L~24Lと大量の水をためておけます。湯を張って愛犬をお風呂に入れることができますよ。
つなぎ目や凹凸がないボウルなので、水撥ねをさっと拭き取れますし、壁付の水栓なので汚れがたまりにくいのもポイント。
くるくる水栓はホース収納式の水栓なので、シャンプーの洗い流しもラクラク。洗い残しもありません。
サイズ(750mmタイプの場合) | 幅750mm×奥行き540mm×高さ1900mm |
---|---|
容量 | 12L~24L |
トクラス アフェット・セレクトボウルタイプ
キッチン・バスルーム・洗面化粧台の製造・販売を行っているトクラスは、愛犬を洗うための洗面台も用意しています。
人造大理石のボウルは深さ260mm、容量34Lと、たっぷりとお湯をためて洗うことができます。
オプションでシャンプーマットや専用リードをつけられ、滑りを防ぐことができますし、ペットを固定しておけます。ボウルの上でも作業ができるドライヤーボードもあり、愛犬を乾かすことまでできます。
サイズ(セレクトボウルタイプ) | 幅1650mm×奥行600mm×高さ1900mm |
---|---|
容量 | 34L |
まとめ
犬のお風呂の選び方や、おすすめのバスタブや洗面台を紹介しました。
愛犬のお風呂を選ぶときには、犬のために設計されたものを選んだ方が無難です。なるべく平らな底面や水抜き栓など、日々のお風呂を便利にしてくれるものを選びましょう。
ワンちゃんは定期的にお風呂に入れてあげないと、汚れますし臭いも出て、皮膚疾患の原因にもなりますきます。今回紹介したお風呂を利用して、ぜひきれいにしてあげてくださいね!
この記事を書いたペットとの暮らしの専門家
勝部 千尋
「書く・聴く・伝える」
執筆&犬猫お悩み相談『毛玉生活』運営
ライター/犬猫相談員
経歴
静岡県沼津市出身/京都芸術大学卒
大学卒業後、オーストラリアにワーキングホリデーと...
エリア:東京都
愛犬家住宅コーディネーター